イタリア製“現代仏壇”です!

2018/03/04
象嵌とネコ足が優美なイタリアシリーズ「マルコ」

みなさん、こんにちは。

日に日に春の気配を感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日ご紹介する仏壇はイタリアシリーズの「マルコ」です。
よく、イタリアにも仏壇があるのですか?と聞かれますが、みなさんご承知のようにイタリアはカトリックの総本山、バチカン市国を地理的に内包するキリスト教徒の国ですので、仏壇は日本からのオーダーでイタリアの職人さんに作って貰っています。

ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア…イタリアは数々の文化都市を作り上げた国です。そんなイタリアの伝統工芸と日本の文化を統合し、現代仏壇というカタチに表現しました。

目を見張るような見事な象嵌、美しく流れる曲線を活かしたデザイン、背面まで手を抜かないこだわり…イタリアの職人の豊かな感性と優れた技術が光ります。

ちなみに象嵌とはイタリア家具の伝統工芸のひとつで、様々な木々の持つ美しい木目模様を活かしながら、ひとつひとつメスや糸ノコで切り込み、それらをパズルのように組み合わせ、隙間なくはめ込んでいく技法です。

また、美しい花模様の扉にアンティーク調の上品な取っ手が付いた「マリア」やオープンタイプの「カント」、専用経机の「ファーバ」などの姉妹品もあります。

なお、写真の「マルコ」には十字架「クローチェ メープル」を中央に祀っており、キリスト教徒の方向けに祭壇としてもお使いいただけます。

さらには、仏壇に飾る五具足も、700年を超えて継承されるイタリアの至宝ヴェネツィアンガラス製など、熟練のマエストロの手にかかるものを数多くラインナップしています。こちらに関してはまた次の機会にお話しします。

ご興味のある方は、ご来店のうえ是非その優美なフォルムを直接ご覧ください。