ご進物用のお線香あれこれ

2017/12/20
進物用のお線香など

みなさま、こんにちは。
ギャラリーメモリア沼津の山本です。

当店は、仏壇・仏具の他にも数珠やブレスレット、各種小物も取り扱っています。

例年この時期になりますと、喪中はがき等のお知らせが届いたことをきっかけに、いわゆる喪中見舞いとして進物用のお線香が良く出ます。進物用のお線香は、2,000円~5,000円位の価格帯のものが多く、仏事用ののしと水引が付属で付いていて、こちらで表書きを代筆させていただくケースが多くあります。

この表書きの名入れがちょっとやっかいでして、通常水引の下部に送る方のお名前やご苗字、水引の上部には四十九日法要の前ですと「御霊前」、四十九日法要の後ですと「御佛前(御仏前)」と記入します。が、四十九日が過ぎたかどうか分からない、そもそも仏式かどうか分からない場合も多いため、汎用的な「御供」と記入するケースが多くなっています。また「喪中お見舞い」と入れるケースもあります。

お線香は良く使うものですし、長期保存も利きますし、価格や種類も豊富ですし、仏事の贈答用としては大変優れた贈り物だと思います。

また、最近は贈答用のお線香もバラエティに富んでいます。伝統的な白檀や沈香の香りのものに加えてお茶やお花や香水の香り、逆に全く匂わないものや、従来の長さだけでなく仏具のコンパクト化や安全面に配慮したいわゆる短寸の短いもの、綺麗な和紙の筒に入っていて入れ替えせずにそのまま線香立てやペン立てとして使えるもの、色ろうそくやミニそうそくとセットになったもの、等々。お客様のご予算やご要望に応じてラインナップも毎年増えていく感じです。

先日はびっくりしたこともありました。
ご進物用をお探しかとお客様に声をお掛けしました。「この下に展示しているものが進物用です。仏事用の水引とのしが掛かります」「いや、違うんだ。年賀に使いたいんだ。喜ばれるんだよ!」お客様の返事にびっくりしました。しかし考えてみますと、お正月は多くの方がお仏壇にお線香をあげるでしょうし、そもそもお線香の香りは「香食(こうじき)」と言って仏様のご馳走とも言われています。

なんかとても嬉しい気持ちになりました。